オトシモノ


イントロダクション ストーリー キャスト&スタッフ プロダクションノート クレジット

キャスト  沢尻エリカ 若槻千夏 小栗旬 杉本彩 板尾創路 浅田美代子 スタッフ

沢尻エリカ
 1986年4月8日、東京都出身。ファッション雑誌のモデルとして活躍し、01年にヤングジャンプ制服コレクションで準グランプリに、02年にはフジテレビ・ビジュアルクイーン・オブ・ザ・イヤーに選ばれる。その後、テレビのバラエティ、そして「ひと夏のパパへ」「桜咲くまで」「チアーズ〜天国への応援歌」といったドラマ、PVに出演。
 映画デビューは、04年の「問題のない私たち」。いじめを取り上げたこの作品で転校生の少女を演ずる。その後、青春映画「パッチギ!」のヒロイン、在日朝鮮人のキョンジャ役に抜擢。その体当たり演技が絶賛され、一躍映画界の新星として注目されることに。さらに05年は「阿修羅城の瞳」「忍 SHINOBI」といった出演作が相次ぐ。この活躍で、日本アカデミー賞・新人俳優賞、話題賞を始め、キネマ旬報・新人女優賞、日刊スポーツ映画大賞・新人賞、報知映画賞・新人賞、ヨコハマ映画祭・最優秀新人賞といった数々の映画賞に輝く。また、テレビドラマ「1リットルの涙」で難病と闘う少女を演じ、お茶の間までも席巻。
 06年も「間宮兄弟」「シュガー&スパイス〜風味絶佳〜」「天使の卵」と話題作出演が続く。


若槻千夏
 1984年5月28日、埼玉県出身。01年にスカウトされ、芸能界デビュー。グラビアアイドルとして活躍し、03年にはCDデビューも果たす。明るく健康的、そして決して物怖じしないキャラクターぶりが人気を呼び、テレビ・バラエティにも多数出演。トーク番組から競馬キャスターまでこなし、新たなファン層を掴んだ。ラジオやCMなど様々なメディアで活躍し、彼女を見ない日はないほど。
 04年から映画にも出演。サスペンス・ラブストーリー「NO NAME」での助演を経て、人気ホラー・シリーズの「呪霊 The MOVIE 〜黒呪霊〜」 や、三人のヒロインの成長を描く青春物語「想色 〜オモイ・ノ・イロ〜」で主演を務める。05年には「タッチ」にも出演。


小栗旬
 1982年12月26日、東京都出身。98年に「GTO」で連ドラ初出演、99年に「しあわせ家族計画」で映画初出演。
その後、舞台にも進出。端正なマスクに加え、その確かな演技力によって実力派若手俳優と賞賛されている逸材である。
 これまでの映画出演作でもその才能は証明済み。出演作には、「羊のうた」「ロボコン」「ハーケンクロイツの翼」「隣人13号」、そして「ウォーターズ」がある。「あずみ」「あずみ2」での助演も鮮烈な印象を残した。
 「ごくせん」「あいくるしい」「義経」「花より男子」といったテレビドラマに加え、舞台にも多く出演、蜷川幸雄演出の「間違いの喜劇」では座長、「タイタス・アンドロニカス」で英国公演を経験している。


杉本彩
 京都府出身。87年に東レ水着キャンペーン・ガールとしてデビュー。テレビドラマやオリジナルビデオ、写真集、舞台などでも妖艶な魅力を披露。芸能人社交ダンス部への参加などバラエティ番組でも常に注目を浴びる存在になった。大人の女優としても着実に成長を遂げ、03年の映画「花と蛇」、05年の続編「花と蛇2〜パリ/静子」で起こした衝撃も記憶に新しい。さらに、近年は作家としても活躍。「指」を始め、数々の官能小説を執筆し、その才能も高く評価されている。


板尾創路
 1963年7月18日、大阪府出身。吉本総合芸能学院(NSC)の4期生で、漫才コンビ“130R”として活躍。シュールな話術によるギャグで人気を博し、テレビのバラエティ番組に多数出演。テレビ番組「虎の門」のしりとり永世竜王としても知られる。ドラマや映画へも進出し、03年には「ジョゼと虎と魚たち」、また05年には「空中庭園」「真夜中の弥次さん喜多さん」といった話題作で演技力を披露。同年の「魁!!クロマティ高校THE★MOVIE」では出演とともに、構成も務めた。


浅田美代子
 東京都出身。73年に、テレビドラマ「時間ですよ」でデビュー。劇中歌「赤い風船」も大ヒットし、たちまちトップアイドルとなる。「101回目のプロポーズ」「東京ラブ・シネマ」「新選組!」「女系家族」といったテレビドラマ出演も多く、さらにバラエティ番組でも広く親しまれている。94年の「釣りバカ日誌7」から同シリーズにレギュラー出演。主人公ハマちゃんの愛妻・みち子役として人気を博す。その他、映画出演作として「走れ!イチロー」「銀のエンゼル」がある。


スタッフ  古澤健 田中江里夏 水口智之 丸尾知行 林祐介 加藤ミリヤ キャスト

古澤健(監督)
 1972年10月22日生まれ、東京出身。中学生のときに「悪魔のいけにえ2」を観て衝撃を受け、高校生のときから8ミリフィルムを撮り始める。早稲田大学在学中は稲門シナリオ研究会に所属。大学卒業後、肉体労働に従事しながら製作した短編「home sweet movie」が1997年度のPFFで脚本賞を受賞。同年に映画美学校(映画技術美学講座)に第1期生として入学し、黒沢清、高橋洋、塩田明彦らに学ぶ。98年に卒業作品としてスリラー「怯える」を監督。同作は翌99年には仏クレルモンフェラン短編映画祭に招待された。
 その後、黒沢清監督「大いなる幻影」(99)、「回路」(00)、瀬々敬久監督「RUSH!」(01)、青山真治監督「月の砂漠」(01)などの現場に演出助手として参加。瀬々敬久監督「超極道」(01)で脚本家デビュー。黒沢清監督「ドッペルゲンガー」(02)の脚本を経て、「ロスト★マイウェイ」(04)で監督デビュー。その他、脚本作品に「こっくりさん・日本版」(坂本一雪監督)、ノベライズ小説として「ドッペルゲンガー」などがある。本作では「誰もが楽しめる作品」をテーマに脚本・監督を務めた。

監督コメント
 小説家は文章を書けるし、ミュージシャンは音楽を演奏できるし、俳優はさまざまなキャラクターを演じることができる。
 それに比べて映画監督にはなにが出来るのか? 映画監督にできることは、たださまざまな分野のエキスパートたち、つまりスタッフ・キャストの力に頼って、作品を発見していくということだ。悟空ではないが、「世界中のみんな、オラに力を!」と思いながら、毎日現場へ向かう。
 自分ひとりの頭で発想し、できることなどたかがしれている。パートナーたちとの出会いこそが力となり、作品を(人生を)豊かにする。あらためて自作を観てみると、作品の登場人物たちに、そういう思いは投影されている。でもそれは、自らが押した刻印というよりは、作品によって自分が見透かされている、そんな感じだ。深淵を覗くものはなんとやらだ。
 というより、スタッフ・キャストに僕の人間性が見抜かれていたんだろう。まったく映画を作るというのは恐ろしいことだ。


田中江里夏(共同脚本)
97年に二時間ドラマ「しがらみ太郎の事件簿・3」の共同脚本でデビュー。以降、テレビドラマを中心に活躍。連続ドラマの主な作品として、01年の「陰陽師」「生きるための情熱としての殺人」、02年の「ケータイ刑事・銭形愛」、そして03年の「マルサ!!」などがある。さらに、03年から続く「調停委員 日向夢子の事件簿」シリーズや、04年の「ライフオンザテーブル〜魔法の言葉」、また、02年のコンサート内ドラマ「もう一人の河村隆一」の脚本も執筆。 
 劇場用映画の脚本は今回の「オトシモノ」が初めて。これまでもサスペンス作品が多かったが、その中で人間同士の葛藤に物語の比重を置いてきた作家であり、そんな彼女の才能は青春映画としての側面を持つ本作でも十分に活かされている。


水口智之(撮影)
 黒沢清監督の「ニンゲン合格」「カリスマ」「回路」で撮影助手を務め、その後、「ドッペルゲンガー」で撮影監督に。古澤健監督の作品には04年の「ロスト★マイウェイ」に続いての参加となった。その他、「奇談」でも撮影を手がけ、独自の恐怖世界を構築した。


丸尾知行(美術)
 「CURE」「カリスマ」「回路」といった黒沢清作品に関わる一方、近年は「容疑者 室井慎次」「ドラゴンヘッド」といった大作の美術も手がける。20年以上のキャリアを誇る彼の主な作品は、「精霊のささやき」「死霊の罠」「どついたるねん」「MISTY」「ちぎれた愛の殺人」「エンジェル・ダスト」「ゲレンデがとけるほど恋したい。」「渇きの街」「カオス」「DRIVE ドライブ」「アイデン&ティティ」「MAKOTO」などがある。


林祐介(音楽)
 1977年9月15日生まれ、東京都出身。4歳からピアノを、7歳から作曲を始め、やがて映画音楽の作曲家を志すようになる。東京芸術大学音楽学部作曲科を卒業後、フリーの作曲家として活動を開始。
 これまでに、黒沢清監督の「ドッペルゲンガー」を始め、瀬々敬久や廣木隆一、さらに天野ひろゆきといった異色監督たちの作品に携わる。06年には、「9/10」や、J-WHAT‘S CINEMA -PETBOX-シリーズの音楽を担当。CMやアーティストの作編曲なども手がける一方、自らのバンド“Blue Moon Baby”でピアノとキーボードを担当している。


加藤ミリヤ(主題歌)
 1988年6月22日生まれ、愛知県出身。13歳でソニー・ミュージック・オーディションに合格。14歳から作詞・作曲を始める。04年8月に「Never let go/夜空」でメジャーデビューを果たす。限定発売したアナログ盤シングルは即日完売になり、このヒットで一躍その名を轟かせることに。11月には「Beautiful」をリリース。05年の「ディア ロンリーガール」「ジョウネツ」、06年の「ソツギョウ」もスマッシュヒット。ファーストアルバム「Rose」はオリコン初登場2位を記録した。05年11月に行なった初のワンマンライブも成功を収める。
 類稀な才能を発揮し続ける早熟の歌姫は現役高校生。彼女が送り出すリアルなメッセージは同年代から絶大な支持を集め、今や“女子高生のカリスマ”と呼ばれるほどの人気ぶり。現在最も今後の動向が注目される逸材である。
 その一方で音楽以外の分野にも進出。服のデザインもこなし、自身のオリジナル・ファッション・ブランド「Miliyahood」もプロデュース。今年2弾目のシングル「Last summer」を06年7月19日に発売。

★主題歌「I WILL」9月27日発売!
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