|
夏休みに瀬戸内海のおばあちゃんの家に遊びに来ていた主人公・永澄(ながすみ)は、海で両足をつって溺れてしまう。薄れ行く意識の中で永澄は人魚を見た。次の瞬間、気がつくと永澄は岩場に気絶していた。「確かに溺れていたはずなのに…」
その夜、永澄のもとへ燦(さん)と言う少女が「昼間の責任をとって欲しい。私と結婚してください」とやって来る。何の事かまったくわからない永澄。「すいやせんが親御さん方、少しご足労願えやせんか…」燦は一人ではなかった。後にはいかにもな方々が2名、怖い顔をしてこちらに話しかけてきた。そう、燦は「極道」の娘さんだったのだ。
有無を言わさず永澄と両親は、その2人に抱えられ、海の中へ投げ込まれてしまう。さらに海の底に引きずり込む燦の姿は「人魚」。なんと、燦の家は、極道は極道でも「人魚の極道一家」だったのだ!
「人間に変わっていた人魚が正体を見られると、海の泡となって消し去られる」という人魚界の掟によって、このままでは燦は殺されてしまう。燦を助けるには永澄が燦と結婚をして身内になるしかない…。
そして、一人娘をとられたくない組長の邪魔にも負けず、二人のデートがドタバタと始まったのだが…。
|